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トピックス
投稿日時: 2017年12月18日

重度障害者にとって視線入力はQOLを高める効果的な方法です。一方で、操作が難しいことから初歩的な段階での失敗で使うことを諦めることが多発していました。
そこで、伊藤助教らは「成功体験」を積極的に得ることで訓練効果を高める視線入力ゲームを開発しました。全身が動かない重度の障害者でも成功する喜びを体験でき、達成感が得られる様になりました。
視線入力訓練ソフトEyeMoTシリーズは、支援学校や病院等で障害のある多くの患者さんに活用されています。

日本賞は、日本放送協会(NHK)が主催する、教育番組・教養番組の国際作品コンテストです。番組のみならず音と映像を用いた教育コンテンツ、デジタルメディアを駆使した作品などが表彰されています。
詳しくは日本賞のWebページをご覧ください.
http://www.nhk.or.jp/jp-prize/index_j.html

受賞タイトル
「EyeMoT(アイモット)成功体験をベースにした視線入力訓練ゲーム」

伊藤助教らは、日本賞「クリエイティブ・フロンティアカテゴリー」にエントリーされた18カ国47作品の中から最高賞となる最優秀賞を受賞しました。







投稿日時: 2017年12月12日

2017年11月11–12日に開催された、日本化学会中国四国支部主催 2017年日本化学会中国四国支部大会(鳥取大会)において、物質科学科の新田隆裕さん(指導教員:飯田拡基准教授)が「エテニレン架橋型ビスリボフラビンを主鎖に有する高分子の開発とその酸化触媒能」という演題でポスター発表を行い、「優秀ポスター賞」を受賞しました。
この研究では、天然の機能性有機分子であるリボフラビン(ビタミンB2)誘導体を有する高分子がその分子構造に由来する特異な酸化還元能を示し、チオールの酸素酸化反応を進行させる高分子触媒として機能することを明らかにしました。 


投稿日時: 2017年11月13日

2017年9月16-18日に北海道大学札幌キャンパスで開催された錯体化学会第67回討論会(主催:錯体化学会)において,博士後期課程1年(兼: 日本学術振興会特別研究員DC1)の矢野なつみさん(無機化学1研究室所属. 指導教員: 片岡祐介助教,半田真教授)が「アンカー型ロジウム二核錯体の開発と水の光還元反応」という演題でポスター発表を行い,「ポスター賞」を受賞しました。
本会は,参加者1000名を超える国内最大規模の錯体化学に関する討論会です。この研究では,アンカー型ロジウム二核錯体が水の光還元反応において極めて優れた水素発生触媒として機能することを発見し,更には水素発生の反応機構を分光・電気化学測定および量子化学計算によって解明しました。本研究成果は,近年注目されている人工光合成(光物質変換・エネルギー科学)の領域の発展に大きく寄与する事と考えられます。


投稿日時: 2017年11月06日

 自動車や航空機のエンジンなどのように噴霧燃焼を利用する場合,燃費や排ガス性能の向上のためには燃料噴霧を精密に設計する必要があります。
 しかし,これまで噴霧シミュレーションを行う際には,実験結果に合わせて手作業でパラメータをすりあわせる後付けのチューニングが必要であり,本来の意味の予測になっていませんでした。そのため,設計現場でシミュレーションはあまり信用されていませんでした。
 本研究では,長年の理論考察・実験・シミュレーションの積み重ねを行い,根本の噴霧の物理過程を解明することであらかじめ普遍的なモデルを設定できるようになりました。
 検証計算では非常に良好な予測ができることが確認され,本受賞はその成果が高く評価されたものです。
 自動車業界等への波及効果も期待されています。

タイトル:
「実験によるパラメータチューニングを必要としない新しい乱流噴霧ハイブリッドLESコードの開発」
著者:
新城 淳史(島根大学)・梅村 章(名古屋大学,名古屋産業科学研究所)

論文概要:
本研究では,これまでの微粒化(噴霧形成)の知見の蓄積をもとに,微粒化物理を正しく取り込んだ新しい乱流微粒化モデルを実際に実装し,エンジンシミュレーションに適用できるよう新しいコードを開発しました。
微粒化には乱流共鳴モードとRayleigh-Taylor(RT)モードを組み込んであります。また,このモデルの実装のために,Euler-Euler法とEuler-Lagrange法のハイブリッド型のラージエディシミュレーション(large eddy simulation;LES)コードを構築してあります。
自動車エンジン噴霧を模擬した検証計算では,非常に良好な予測ができることが確認されました。
本手法の優位性は,以下のようです:
(1)モデルの中に恣意的パラメータを含まず,実験結果を見ながらのチューニングが必要ありません。
(2)噴射ノズル直下から液柱コアも含んで解析しているため物理的に一貫しており,ノズル上流の噴射装置の細部にも拡張できます。
これまでこのように微粒化モデルが完全に閉じた噴霧解析コードはありませんでした。
本コードでは,噴霧の発達や微粒化特性において予測性が格段に向上しています。
このようなコードは,研究のみならず産業界でも広く使われることが期待されます。


投稿日時: 2017年11月06日

 本研究科物質化学領域の田中秀和教授が「無機粒子の形態制御・表面改質による高機能化、その腐食防食分野への応用など、粉体工学を基盤とした研究に携わり,産学に貢献する研究業績」に対して,粉体工学分野における独創的研究,新規性研究の創出奨励を目的として制定された「粉体工学情報センター学術奨励賞」を授与されました。
 田中教授はこれまで,無機粒子の形態制御,表面改質による高機能化に関して先駆的な研究を行ってきました。とくに粒子の表面水酸基に注目し,その定量化,反応性や吸着性の評価を通じて,粒子設計,表面設計指針を明らかにしました。最近では,その成果を腐食防食分野にも展開しており,人工さび実験による鋼材の腐食機構や耐食性発現機構を検討しています。さらに,民間企業との共同研究を積極的に推進し,自らの粉体工学の研究成果・経験を異分野や社会に還元するための研究活動も遂行しています。このような活動により,本賞を受賞するに至りました。

粉体工学情報センター:http://www.icpt.jp/ip/index.html
研究室のホームページ:http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/imchem/


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