バスクリンから販売されている『モルティ薬用育毛ローション』を買ったので、その感想をお伝えしていきます。
モルティシリーズには、4種類のラインアップがあります。
- 育毛ローション
- 育毛エッセンス
- 頭皮エステ
- ふんわりボリュームヘアスタイル
「ふんわりボリュームヘアスタイル」のみ化粧品(有効成分が入っていない)という扱いで、その他3つは医薬部外品という扱いになっています。
それぞれの違いを簡単にまとめると次のような感じ。
※ここにそれぞれの違いを図にする
有効成分
配合成分
使用目的
特徴
今回は、ピンクで可愛らしいボトルの「育毛ローション」を使った感想、成分、使い方についてまとめていきます。
目次
モルティ薬用育毛ローションを使った感想
ボトル

モルティ薬用育毛ローションは、ピンクの可愛らしいデザインのスプレー缶としては販売されています。
ヘアケアスプレーと似たような感じなので、育毛剤だと家族にも気づかれにくくなっています。
40代50代よりは、20代30代の女性をターゲットにしているので、デザインもピンクなのかもしれません。
育毛エッセンスや頭皮エステは、40代50代をターゲットにしているため、赤、ゴールドと落ち着いた色合いのスプレー缶となっています。
テクスチャー

モルティ薬用育毛ローションは、ほんのりとアルコールっぽい香りがしますが、ほとんど無臭といって問題ありません。
頭皮に塗布してみても全く臭いは気になりませんでした。
液もベタベタせずに使いやすくなっています。
ただ、髪に付着してしまうとずっと濡れた状態になったままです。
炭酸泡がシュッと吹き付けられるので、液垂れの心配もなし。
育毛剤を使うことになれていないと、液たれが酷くなることもありますが、モルティは使いやすかったです。
塗布後の感想

モルティ薬用育毛ローションを使ってみると、勢いよく炭酸泡がシュッと出てきます。
頭皮に塗布してみましたが、しっかりと分け目を作らないと髪に付着してしまうので要注意。
私は最初使い方がイマイチわからず、そのままシュッと吹きかけてみたら、髪の毛が濡れてしまいました(泣)
モルティ薬用育毛ローションを使うときは、しっかりと分け目を作り、薄毛が気になる頭皮に塗布できるようにしましょう。
鏡の前でやった方がしっかりとつけやすいです。
評価まとめ

スプレー缶で勢いよく噴射されるので、慣れてしまえば気になる部位にさっと使えます。
塗布すると炭酸泡がジュワっとなるので、液だれせずにとっても使いやすいです。
塗布後の爽快感はほんの少しあるだけで、ほとんど感じることはありません。
育毛剤の清涼感や臭いが苦手な方でも使いやすく仕上がっていました。
個人的には、液だれしにくいよう作られているのが特に使いやすかったです。
モルティ薬用育毛ローションの成分

モルティ薬用育毛ローションの成分の特徴は、生薬とパールエキスが配合されていること。
生薬は、「ショウキョウエキス」「センブリエキス」を含有。
ショウキョウエキスは抗炎症作用や血行促進、センブリエキスは血行促進が期待されています。
どちらも有効成分として許可されているのでしっかりと期待できる成分です。
また、保湿成分のパールエキスも配合。
パールエキスは、コンキオリンというたんぱく質で、最上級のアミノ酸と呼ばれるようです。
天然保湿因子であるNMFと似た構造を持つため、肌馴染みが良く、うるおい保湿成分として注目されています。
モルティ育毛ローションの成分としては、これらの成分が配合されているため、頭皮と髪にしっかりと働きかけます。
キャッチコピーとなっている「つや感のある髪を育てる」というのは、パールエキスによる働きが期待されているのでしょう。
添加物

モルティ薬用育毛ローションは、スプレー缶タイプということもあり、他の育毛剤よりも添加物がいくつか見受けられます。
特に気になる成分としては、「エデト塩酸」「粘土調整剤」ですね。
どちらも口にしたりしなければ大丈夫な成分といわれていますが、育毛剤のように洗い流さないものの場合、慎重になる方も少なくありません。
また、エタノール類も配合されているので、気になる場合は避けておきましょう。
実際に使ってみましたが、私の場合、肌が荒れたり痒みがでたりすることはありませんでした。
個人差があるとはおもいますが、そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
添加物が気になるという場合、「ベルタ」「ハリモア」などの無添加で、アレルギーテスト済みのの育毛剤をお勧めします。
モルティ薬用育毛ローションの良かった点・残念な点

モルティ薬用育毛ローションを実際に使ってみたので、良かった点・残念だった点をお伝えしていきます。
良かった点
- ほぼ無臭・べたつきなしなので使いやすい
- 炭酸泡でジュワッとなるので液だれしにくい
- ドラッグストアで安く買える
モルティ薬用育毛ローションは、使いやすいという点ではかなりおすすめ。
しっかりと分け目を作らないと髪に付着しやすいというデメリットはあるものの、液だれしにくいのはGOOD!
また、ニオイやべたつき、色がないので、外出前にもサクッと使うことが出来ます。
さらに、ドラッグストアで安く買えるのも魅力です。
一部のドラッグストアにしかないようですが、1000円ほどで買えるのは安いですね。
流石に「ベルタ」「マイナチュレ」といった女性用育毛剤と比べると質が劣りますが、1000円で始められるというのは◎
「最近、抜け毛が気になるな…」という方は、試しやすい育毛剤になっています。
残念な点
- 髪に付着しやすい
- 気になる添加物が配合されている
- スプレー缶の処理が面倒
髪の上から塗布してしまうと、髪がずっと濡れたままになるので要注意。
しっかりと分け目を作ってから、地肌めがけてつけるようにしましょう。
また、スプレー缶として出されているので、処理が面倒です(汗)
しっかりと使い終えて処理しないといけないので、地域のごみ処理方法をしっかりと確認しておきましょう。
モルティ薬用育毛ローションの使い方

モルティ薬用育毛ローションの使い方はとっても簡単です。
- スプレーを良く降る
- 分け目を作って頭皮に直接スプレーする
- 頭皮マッサージをする
毎日朝と夜の2回、上記の使い方をするのが基本となります。
スプレーを使う前には、しっかりと振るよう説明されています。
また、ボトルには「頭皮に直接スプレーし」としか書かれていませんが、分け目を作ってから地肌に塗布したほうが良いです。
そのまま塗布すると髪の毛がかなり濡れてしまうので気を付けておきましょう。
塗布する量の目安が書かれていないのですが、薄毛が気になる部位を中心に数プッシュ程度でよいかと思います。
余りつけすぎても、髪が濡れてしまうだけなので。
最後は頭皮マッサージで、全体の血行を促進していきます。
頭皮マッサージのやり方も特に指定がないので、やりやすい方法で優しくすればOK
頭皮マッサージについてまとめた記事もあるので、良ければ参考にしてみてください。

当サイトでは、実際に私が育毛剤を使ったうえで、成分や使用感などをまとめています。
次の記事では、実際に使って満足できた育毛剤をランキングで紹介しているのでぜひ、参考にしてみてください。