株式会社河野メリクロンさんが販売している「蘭夢」の成分や効果、副作用などについて詳しくまとめました。
蘭夢の成分・効果
有効成分
蘭夢には、4種類の有効成分が配合されています。
- ニコチン酸アミド
- センブリ抽出液
- グリチルリチン酸ジカリウム
- タマサキツヅラフジアルカロイド
ニコチン酸アミド、センブリ抽出液、タマサキツヅラフジアルカロイドには、血行促進作用があります。
育毛に取り組むうえで、頭皮の血流を促進させ、毛母細胞(毛の成長を行う部位)を活性化させることはとっても大事です。
これらの3種類の有効成分がしっかりと働きかけるこで効果が期待できます。
ニコチン酸アミド、グリチルリチン酸ジカリウムには、抗炎症作用もあります。
抜け毛や薄毛が酷い場合、頭皮の乾燥などが原因で環境が悪化していることは珍しくないです。
これら2種類の有効成分を配合していることで、頭皮環境を整え、毛が育ちやすいサポートをしてくれます。
蘭夢を使っている方の口コミを見てみると、「痒みがなくなった」「抜け毛が落ち着いた」というのをよく見るので、これらの有効成分がしっかりと効果を出している証拠ですね。
蘭夢は育毛剤なので、発毛させる成分は配合されていないですが、頭皮環境を整え、毛が育ちやすいよう促す成分になっているので、十分期待することができます。
その他成分
有効成分以外の成分には、「シンビジウム全草エキス」「ショウキョウエキス」など、自然由来のエキス成分が豊富に配合されていました。
また、感光素301号という育毛成分も配合されているのが印象的です。
感光素301号は、タカナールとも呼ばれる成分で、様々な育毛効果が期待されています。
初めて見たときは、何かの添加物化と思ったのですが、とても良い成分のようで安心しました^^
添加物
気になる添加物としては、「ph調整剤」が配合されているのみ。
一部エタノール成分が配合されているため、使ってみるとスーッと浸透するような感じや、清涼感を実感できます。
使っている方の口コミにも「スーッと爽快感が合って気持ちよい」と書かれていました。
育毛剤による清涼感が好みな方にとっては使いやすい1本になっています。
全体的な成分としては、バランスよく仕上がっている印象です。
蘭夢は男女兼用の育毛剤ということなので、何かに特化しているわけではないです。
必要最低限の成分がバランスよく入っているので、だれでも使いやすくなっています。
蘭夢の副作用
蘭夢は、薬ではないので副作用の心配はありません。
配合されている成分の、刺激が心配されている添加物が少ないので、育毛剤の刺激が心配な方でも比較的使いやすくなっています。
ただ、アルコール系成分が3種類ほど入っているので、アルコールが苦手な方は要注意。
エタノール、無水エタノール、l-メントールの3つが入っているので、過去にこれらの成分がで反応した経験があるなら気を付けておきましょう。
蘭夢の使い方
蘭夢には、ボトルの違いで「尖りタイプ(ノズル)」と「プッシュタイプ(スプレー)」の2つが用意されています。
ボトルが違うだけで使い方は同じなので、使い方についてまとめておきます。
- 髪に分け目を付ける
- 頭皮に直接つける
- 頭皮にしみこませる
蘭夢を使う際は、髪をしっかりと分けて、地肌が見えるように分け目を付けます。
たまに誤解をして、育毛剤を髪に塗布する方もいますが、地肌につけないと意味ないので気を付けてください。
髪をしっかりと分けたら、地肌に向けて塗布します。
尖りタイプなら5-10振り。
プッシュタイプなら10プッシュが目安となります。
塗布したら、しっかりとしみこませるために頭皮マッサージを行います。
また、生え際や分け目など、気になる部位があればされに数プッシュ分塗布して、入念に頭皮マッサージを行います。
基本的には、頭皮全体に塗布したうえで、気になる部位につけるのがポイント。
朝・晩の1日2回
蘭夢を使うタイミングは、朝と夜の2回。
朝は、外出前のスタイリング時に、夜はお風呂上りに使うのが推奨されています。
どうしても忙しくて1日1回しか使えないという場合は、夜に使うのが推奨されていました。
育毛剤は毎日使い続けることが大事なので、できるだけ朝と夜の2回を目指しましょう。
他の育毛剤とは併用しない
蘭夢のメーカーサイトには、次のような注意事項が記載されています。
他社の「育毛剤」との併用は成分が混ざり頭皮を傷つける恐れがございますので避けて下さい。
他の育毛剤と併用して使ってしまうと、成分が混ざって刺激を与える恐れがあるので気を付けること。
どうしても2本の育毛剤を併用したい場合、朝と夜で使う育毛剤を変えてみると良いです。
それなら、成分が混じることはないですからね。
蘭夢と蘭夢黄金率と蘭夢黄金率プラスの比較
蘭夢には、「シンビジウム全草エキス」を増量した「蘭夢(黄金率)」、14種類の天然植物抽出エキスが黄金比率で配合された「蘭夢(黄金率プラス)」の3つのラインナップがあります。
名前やパッケージがほとんど同じなので、どれを選ぶか悩んでいる方多いです。
そこで、これら3つの商品を比較してみました。
蘭夢 | 蘭夢黄金率 | 蘭夢黄金率プラス | |
有効成分 | ニコチン酸アミド、センブリ抽出液、グリチルリチン酸ジカリウム、タマサキツヅラフジアルカロイド | 同左 | 同左 |
特徴 | 感光素301号が配合 | シンビジウム全草エキスが「蘭夢」よりも増量 | カッコンエキス・タケノコ皮抽出液配合 |
価格 | 6,120円 | 6,800円 | 7,800円 |
蘭夢には、唯一「感光素301」という成分が配合されています。
この成分は、様々な育毛効果がある成分なので、どうして他の製品に入っていないのか少し不思議です。
蘭夢と黄金率の違いは、黄金率には「シンビジウム全草エキス」が増量され、「感光素301」がなくなったということ。
シンビジウム全草エキスには、保湿作用や育毛を促す成分が含まれているといわれており、「蘭夢」のメイン成分となっています。
黄金率になったことで、メイン成分の含有量を多くしているというわけです。
最新版の黄金率プラスには、「カッコンエキス・タケノコ皮抽出液」がさらに加えられています。
3つのラインナップの中で最もエキス成分が多くなっているのが特徴です。
基本的には、どれも似たような成分配合になっているので、特にこだわりがなければ最安値の「蘭夢」を選ぶと良いかと思います。
最新作の「黄金率プラス」は配合成分数が多いですが、蘭夢よりも1,600円も高いので、それなら蘭夢でよいかと思いますよ。
まとめ
蘭夢は、有効成分をしっかりと配合し、独自成分も配合しているので十分期待できる成分となっています。
頭皮や髪への刺激が心配されている余計な添加物も少ないので、比較的使いやすいですね。
個人的に良いなーと感じたのが、ノズルタイプとスプレータイプのボトルが用意されていること。
ノズルタイプは、頭皮に直接つけられるので髪がべたつかずに使いやすい一方、液だれしやすいです。
スプレータイプは、液だれしにくいのですが、地肌だけでなく髪にも付着しやすいという欠点があります。
それぞれ好みが分かれるので、両方用意されているのは助かりますね。
蘭夢については、下記の公式メーカーで詳細をチェックしてみてください。
私はこれまでに、10本以上の育毛剤を使って比較してきました。
実際に使って満足できた育毛剤を下記の記事で詳しくご紹介しているのでぜひ、参考にしてみて下さい。